【教育】東大、早大でも…激増する“推薦入学者”「お荷物」から「一般入試より優秀」へ10年で評価激変のワケ
都内の有名私大の関係者が語る。
各大学で「推薦入学者」が重宝されている。文部科学省は21年度から名称変更し、高校の成績や課外活動の実績をもとに大学受験する「推薦入試」を「学校推薦型選抜」に。面接や小論文で適性を判断する「AO入試」を「総合型選抜」へ変えた。今回は便宜上、どちらの形式で受験した学生も「推薦入学者」としたい。
21年度の全国公私立大学の入学者のうち「推薦入学者」が50%を超えた。かつては競争の激しい一般入試に比べ容易に合格できるイメージから、「ザル入試」「お荷物」とまで揶揄された「推薦入学者」。評価激変の背景には、どんな事情があるのだろう。大学ジャーナリストの石渡嶺司氏が語る。
「確かに10年ほど前まで『推薦入学者』は、学力不足を指摘されていました。実際、一部の大学では入学後に授業へついていけずドロップアウトしてしまう学生もいましたから。簡単な面接だけで、学生を確保しようとする大学が多くあったんです。16年度から東京大学が『推薦入学』を導入すると、『東大の劣化が始まる』『最難関大学も終わったな』と批判を受けたほどでした」(以下、発言は石渡氏)
◆応募基準「条件なし」から「評定3.5以上」に
潮目が変わったのは10年代後半だ。16年に文科省が地方創生のため、都市部の私立大学に対し合格者を定員の1.1倍ほどに制限。19年には学部の新設を規制し、一気に一般入試が難化したのだ。
「『推薦入学』は夏から秋に行われるため、一般入試を避け早いうちに合格を確保しようと受験生の間で人気が高まったんです。文科省も『推薦入学者』の質を高めようと、小論文で読解力を重視すべきなどと指導。難易度が、どんどん上がっていきました」
各大学の選考基準も厳しくなった。杏林大学総合政策学部の応募基準は、10年に「条件なし」だったのが22年には「評定平均3.5以上」。早稲田大学社会学部は、同「3.5以上」が「4.0以上」に引き上げられたのだ。
「小論文の内容も、明らかに難しくなっています。例えば以前なら、室町時代の宣教師フランシスコ・ザビエルについて『来日の目的を50字以内で答えなさい』というのが一般的でした。今は違います。『あなたがザビエルなら来日して布教のために具体的に何をするか、その根拠を600字以内で答えなさい』と問われるんです。知識だけでなく、文章力や創造力も求められます。
面接も専門化しています。以前は『本当にウチに入る気ある?』という質問に『ハイ』と答えていれば良かった。現在は各学部の研究について意見や感想を求められます。適当な気持ちでは太刀打ちできません。入門書ぐらいは読んでおく必要があるでしょう」
東大法学部の「推薦入学」では、グループディスカッションで次のような趣旨のテーマが課されている。
〈女子学生の比率が20%ほどにとどまっている。学生の多様化を促進するために、どのような施策が必要か。その長所と短所を検討したうえで、具体的な制度設計を提案してください〉
受験生を送り出す高校側も対策に熱心だ。
「東京の進学校として有名な渋谷学園渋谷では、高校2年で生徒が1万字の論文を書き上げます。テーマは自由です。東大農学部へ『推薦入学』した生徒は動物に興味がありました。檻の前で熊の行動をずっと観察し、動物のストレスと飼育環境の研究について論考をまとめたとか。
知識の暗記で試験を乗り切る時代は終わりました。今は総合的な思考や判断力が求められています。『推薦入学者』は、大学へ入る前から専門分野を明確にしているんです」
「推薦入学者」は学力が高くないというのは今や昔の話。彼らの評価は年々上がっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2512448adeea91dc1828861163c40ddf895ac709
推薦はお勉強しか取り柄のないアスペをはじけるから当然質は高くなる
コミュ力だけじゃなく思考力も評価対象だから中身もあるんだよ
って>>1にも書いてあるだろ
>お勉強しか取り柄のない
大学は学問を学びに行くところ
その最低限必要な「お勉強」さえ出来ないのが指定校推薦だろw
国公立大だけは共通テスト必須にして欲しいよな
俺たちの税金で通わせてんだから試験はしてくれ
その後の二次試験は推薦方式でいいから
アホ私立高校なら評定平均4.0なんて簡単に取れるんだし
東大の推薦なんてのはすみません二次受けますというくらいハードルが高くて笑うぞ
共通テストの出来なんてどうでもいいだろ
ここでいうお勉強=丸暗記のことで
そういうタイプは「学問」なんてできないからどこへ行っても使い物にならない
実際そういう結果に終わることが多かったから改革してるわけだろ
Fランは知らんけど難関大学の場合な
東大はセンター試験を課してるでしょ。
早稲田はザル。
推薦入学希望者激増だからハードルを上げてポンコツを振り落としてるだけじゃない?
総合推薦が広がると、貧富の格差が広がり若者の機会平等からは遠ざかると思うがな。現状では受験までに留学などのいろんな経験をさせることができる家庭が圧倒的に有利。で、勉強環境が途切れず体験の機会が与えやすい中高一貫校がさらに有利。
知人の子が東大教育学部附属中高に通ってるが、6年を通してテーマ決めから論文完成までを授業でやらせる。他にもアクティブラーニング的な授業が多く、卒業生は東大はじめ慶應藤沢などの総合入試を、楽々突破してる。
そんなの普通の学校に行ってたら無理。
一般受験はそれなりに機会の平等だと思うんだがな
一般入試も受験テクニックや丸暗記で受かるヤツが増えたもんな
難関中学の受験問題、昔の難問が現在では標準問題らしい
早期教育と受験テクニックの高度化の影響がある気がするな
そう。しかも中受は少子化なのにどんどん受験者数が増えてる。知らない中年は少子化=楽チンと思ってるけど、昔は小さい頃は遊びまくってて高校生になってから勉強すりゃ良かったもんな。
小学校低学年の時点で中受組とのほほん組の二極化が進んでるよね
大学入試の改定に合わせてか、公立高校入試問題も去年あたりから難しくなってる
模試もそれに準じてるから、軒並み高校の偏差値がダダ下がってるよ
理社は記述が増えて暗記だけじゃ通らなくなってるし、数学はバカの救世主だった計算問題が半分になって複合応用問題が増えた
バカは更に点数が低く、本当に賢い子はより点数が高く取れるような傾向になった
学校の勉強、教科書自体は変わらないのに入試問題だけ難しくなってるとか
もう塾無しではほんとどうにもならん
つまりいい塾いい家庭教師をつけられる金持ちの子が勝つんだな
故安倍ちゃんは例外だけどw
実際徐々にそうなってきてるよ。
金持ち層では小学生の間に優秀なプロ家庭教師を高額で付けるのが浸透してきてる。実際子供にやる気を付ける能力はめちゃ高いらしい。
偏差値は金で買えるが合言葉w
結局はそれよ
貧乏でも地頭が良くて塾に通わなくても自力で勉強出来る子も稀にいるけど
受験期に塾代を惜しむような親ってのはお察しだから、子供も高卒で構わないと思ってるし
いずれ環境に潰されてしまうのよね
ジャガー横田の息子は中学受験でトライ全面支援でも受かったのは帝京だけ。
高校受験じゃ個別指導塾に1000万つかったそうだが都内の高校9つ受けて全て不合格。
結局、教育費じゃなくて受精の時につけられたDNAで決まる。
それ言っちゃうと塾産業みんな潰れちゃうからTVじゃ言えないだけで。
アメリカでは
犯罪者になるのでも才能発揮するものも99.9%遺伝子
で決まるって論文あるのに
日本は頑なに遺伝子のせいなのみとめない
日本は世界一の拝金主義だよねw
知らないおじさんは、少子化で簡単に全入だ、とか
大学に全員通える時代だ、とか宣うけども
今の受験事情の方が厳しいのを、ご存じないのだわ…
今の方が厳しいとかあり得なくね
そんなことしたら大学ほとんどつぶれるでしょ
社会不安と年収の高い高齢夫婦の子が増えて勉強させる家庭があるから中学受験なんか人数的には
まだそこそこ盛んだよ 熱は昔とは比べ物にならないほど低いけどね
問題は難しくなっている。しかし相対評価なんで、100点満点中20点でも他の奴が10点なら、20点で合格する。
格差が広がってる、と言ったらいいかな
トップ層は、単なる勉強ができる程度では受からない
家が勉強できる環境で、かつ、対策のための情報などを金で仕入れたりできる家庭の子でないと相当なハンデがある